ワンルームマンション
●収益率に飛びつくと痛い目にあう まず原則①の収益率は、収益物件賊入の基本的なものですからよく注意する必要があります。収益率 が良いからといって基本的な諸条件をおろそかにすると、とんだ物をつかまされることがあるのです。 私の知っている事例に次のような話がありました。大学近くのアパートの売り物があって、利回りが 良かったので、早速知人が物件の内容をよく調査もせず購入しました。この物件にはすでに学生で埋ま っており、利回りも八%を越えるものだったので、知人もこの話に飛びついたのです。 ところが翌年、新たに学生を入れようとしたのですが、半分も埋まりません。不思議に思い、賃貸業 者に相談したところ、知人が購入したアパートは今の学生が好むようなタイプではなく、一昔前の風呂 もトイレも備え付けられていない木造アパートなので、学生が埋まらなかったのだということでした。 では昨年、自分が購入したときはどうして満パイだったのかと問うと、収益物件を高く売りたいがた め、事前に賃貸業者に「賃料の三カ月分をサービスする」というようなダンピングをして埋めたのでは ないかということです。 また新築賃貸ワンルームマンションによくある事例なのですが、新築の時は高めの賃料でも入居しま す。しかし、二年縲恷O年後の再入居時には、新築時のような高賃料では入居者が集まらず、オーナーは 思惑が外れてあわてふためくということがあります。このような高めの賃料の設定は、その場限りのゼ ネコンのやり方ですが、これに乗るオーナーにも問題がないとは言えません。